
そう呼ぶのだそうだ。中国製の冷凍ぎょうざの別名。
実際に意識を失ったり、手足のしびれがくるほどの中毒症状が出るほどの農薬含有は一体どの過程で混入したのかは今後の調査次第なのでここで言及するつもりはありませんが・・・
中国で実際に起きつつある恐るべき広範囲にわたる公害はもう隠しきれない事実です。
2006年10月号のナショナル・ジオグラフィック・マガジン(米国版)の記事に掲載されていた写真を思い出しました。衝撃的な写真は記事の内容にも増して脳裏に深く刻まれています。
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え?何これ?人間なの?それともプラスチック製のおもちゃ人形?と思いきや、横たわっているかわいそうな赤ちゃんには目がありません。目玉がないのではなく、目自体が存在しない、穴が空いていない、というか、のっぺらぼうに鼻と口がついているだけ、という感じなのです・・・
同雑誌の特集のタイトルはずばり、Toxic People (毒漬けの人々、って感じですかね)でした。
興味のある方は上記の写真のサイトからそのまま記事(英文)を読むことが可能ですが、ここで要約というか、ちょっと皆さんにも知っておいていただきたいことがあるので、ここで記載しておきますね。(ところで、完全対訳ではありませんが、日本語版も出ているナショナル・ジオグラフィック誌は非常に優秀な雑誌です。ジャンルを問わずにすばらしい記事や写真が満載です。今月号には松尾芭蕉の奥の細道の特集があり、英語ながら感動して読んでいました・・・ハワイのような田舎にいながら、世界を眺めることができることに感謝、感謝)
さて、本題の記事についてですが・・・
記事はこのように始まります・・・
「近代の化学物質(薬品)の発達は、農作物を害虫から完璧防御し、カーペットのシミ除去に役立ち、さらには人命を救ったりもする。しかし、こういった化学物質の存在は様々な問題を引き起こし始めている・・・。多くの化学物質は体内に吸収され、何年間も残留するのだ。健康への悪影響への心配されるが、徐々に現実のものとなりつつあるのだ。」
という文頭で始まる特集記事は、要約するとこういうことになります。
今回の記事を書くためにライターの人がモルモットとなり、かなり詳しい血液検査をしました。この血液検査、単に「コレステロールが云々、中性脂肪が云々」というヤツではなく、どういった化学物質が彼の体にこれまで入り、どれだけ残っているか、までわかってしまう検査だそうです。
通常ならば150万円くらいかかるこの特別血液検査、ライターという特権で特別にやって貰えるということで当初はルンルンだった彼、実は結果が出た後はあまり嬉しくない結果となったようでした。
スウェーデンのストックホルム大学の化学分析担当の人は
「あんまり神経質になってほしくないんですけどね・・・polybrominated diphenyl ethers (略してPBDE)という物質の残留値が極端に高いんですよ。アメリカ人の平均では10倍、スウェーデン人の平均だと何と200倍の数値なんです。」

このPBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)は難燃材として、ベッド、カーペット、テレビのプラスティック部分、自動車部品などあらゆるものに入っていて、燃えにくいようになっています。この不燃性化学物質は甲状腺機能や男性生殖機能、神経機能などに悪影響を与えるとされています。(ポリ臭化ジフェニルエーテルの詳細はここをクリック)
こんな物質がなぜ私の体の中に残っているのか??
150万円もかけての精密な血液検査、知りたくない事実が判明してしまった、とライターは続けます。
結局、このライターさん、記事の取材のために年間20万マイル(30万キロ)という距離を飛行機に乗ったため、体内に例のPBDE難燃材が入ったのではないか、という仮説にたどり着きました。これが真実がどうかは、今後の研究に期待したい、とは記事に書いてありますが、飛行機の機内はこのPBDEだらけだそうですから、不思議ではないでしょう。
化学物質が体内に入るルート1 ー 飛行機
つづく・・・

その数なんと1000人超・・・
ニュースでお聞きになっていると思いますが、
毒性の強いメタミドホスという殺虫剤が高濃度で入っていたぎょうざを食べた被害者たちの数です。
タイミングを同じくして、このメタミドホスを含んだ、化学物質が与える子供への害についての研究結果が発表されたのでここでちょっと触れておきましょう。
これを見る限り、中国産冷凍ぎょうざこそ口にしていませんが、被害は意外に身近な出来事であることがよくわかります。我々が日常的に農薬や殺虫剤、その他の重金属を口にしていることを再認識しましょう!
ジョージア州アトランタにあるエモリー大学(Emory University )公衆衛生課が実施した調査によると・・・
様々な種類のいわゆる「普通」の食事をしている幼稚園児たちの尿には残留農薬/殺虫剤が日常的に検出された。
ところが、同じ幼稚園児がオーガニックの野菜などに切り替えたとたん、ほぼ即座に尿から残留農薬/殺虫剤が検出されなくなった。おーーーー!

エモリー大学のルー教授は
「第二次世界大戦中に毒ガスとして使用されていたマラチオン(malathion)、クロルピリホス(chlorpyrifos)という現在でも一部で殺虫剤などに使用される化学物質が子供たちの尿から検出されました。この子供達は特別な食事をしていた訳ではなく、一般的な食べ物を食べていました。ところが、同じグループの子供達がオーガニックフードに切り替えると、8〜36時間以内にこういった残留物が尿から消えます。再度、オーガニックを止めて、元の食事に戻すと、また尿からこういった有毒物質が検出されました。」
対象となった子供21人は年齢が3〜11歳、地域の小学校、幼稚園からいわゆる「中産階級」の家庭の子供達がテストされました。
「尿検査の結果はその子供の家庭の年収などにはあまり関連ありません」
とは同じくルー教授の弁。同教授はジョージア州でも同様の調査を実施中だ。
「低収入の家庭の子供でも、結果は同じだと思います。」とルー教授。
これらの有毒物質が子供達の脳の発達や健康にどういった影響を与えるかまではルー教授は言及していません。
ただし・・・
ネズミを使った動物実験で同じ化学物質を使用して実験したところ、
慢性的にクロルピリホスが混入した食事をしたネズミの脳の発達に悪影響があった、
ということでした。
アメリカの環境庁(EPA)はクロルピリホスやマラチオンなどの農薬/殺虫剤の農作物への使用を取り締まってきました。
EPAのプレス責任者は
「我々の努力によって子供がこういった有毒物質を口にする確立は57%減少しました」
とは言っているもの・・・これではまだまだ十分じゃない!!
Organic Center オーガニック・センターというNPOの食糧研究センターは
「まだまだ奇形児の危険性や乳幼児への神経的な悪影響などがストップした訳ではない」
と訴えています。
オーガニックを食べるべき、もう一つの理由が見つかりましたね。

p.s. ところで、一連の中国産冷凍餃子事件は「殺人ぎょうざ事件」という風に呼ばれはじめているようですね・・・

オリンピック開催も危ぶまれているとか。
偶然ですが、実は今日、子供の学校のオープンハウス(授業参観、のようなものですが、アメリカの学校では教室は親たちにオープンして、どういった勉強をしているかを報告する機会、みたいな・・・)のためにバイソン(バッファロー)の肉を使ったミートボールを料理したからです。

近所のヘルスフード・ショップでも売っていますが、
最近ではスーパーでもオーガニック(つまり、飼料から牧草まですべてオーガニックで育てられた)ビーフやターキー肉と一緒にバッファローの肉やダチョウの肉を目にするようになりました。
うちのチビのクラスではアメリカの50州を生徒ひとりひとりが担当し、その州の特徴やら歴史をまとめ、発表する、というのがオープンハウスでのテーマで、よりによって「モンタナ州」をくじ引きで引いてしまったチビ・・・

一緒に調査してたら分かったのですが、モンタナ州って人口の3倍の牛がいるそうです・・・
ーーー> 
で、このモンタナ州、一昔前までは北米インディアンの楽園だったのに、白人文化に追いやられて、今では指定されたインディアン居住地がいくつかあるのみ。ただし、一時は毛皮のために乱獲され絶滅の危機にさらされたバッファローが見事なカムバックを果たし、今ではこうしてスーパーで売られるような食肉用としても認められています。

でちょっと、写真が横になってしまいましたが・・・
バッファローのミートボール完成!
お味の方はというと・・・
んー、ワイルドな味です!(って、うまく表現できてない)
実は 料理しながら
「く、臭い」

と思ったので、いわゆるトマトソースとデミグラソースっぽい味でごまかすことに。
このバッファローミートですが、「grass-fed」つまり牧草で育ち、
「free-range 」つまり、放牧、
という かつての多くの牛たちが放牧で育てられた、自然スタイルで飼育された、
ものだそうです。
「栄養剤とか強化された飼料で栄養たっぷりの牛の方がいいんじゃない?(神戸牛みたいにビール飲ませちゃうとか?)」
とお考えの方も多いかもしれませんが・・・
昔スタイルで育てられた牛の肉には実はオメガ3という健康に非常いよいとされる脂肪分が豊富に含まれていたそうです。
で、このバッファロー肉にもそういった脂肪分が多いそうです。脂肪含有は多いものの、コレステロール分は鶏肉よりも低い、とラベルに表記されていました。
そうか〜
大量生産の牛舎に押し込まれ、
本来、牛は穀物を食べる動物ではないのに、
穀物中心の飼料を与えられ、
「はんすう ー 牛は複数の胃袋を持っていて、何回も消化するために口の中で噛んでは少しずつ胃袋から出し入れする」
という作業自体をしなくなってきた牛。
そのために牛タン(舌ですけど)や胃袋の数も退化している、というのが現状。
昨日のビデオではありませんが、そんじょそこらで売っている牛肉・・・危ないと思いませんか?「本来の牛」の生活をしていないんですから。
緑の牧草を食べて、反芻という作業をすることで栄養価の高い(低脂肪、高タンパクとか、そういうレベルの話をしているんじゃあありませんよ!)牛ができていたんです、昔は・・・
今日も牛の話でした。

バッファロー・ミートボールの匂いで気絶しそうな「俺様」たち。
突然ですが、アメリカでも「食」は限りなく危険が一杯です!

アメリカの動物愛護協会が覆面捜査で入手した乳牛/肉牛への虐待ビデオがCNN(英語サイトですが、誰でもわかります)で発表になりました。
ショッキングなので、心臓の悪い方はご遠慮ください。
虐待ビデオはここをクリックするとご覧になれます。ー>虐待ビデオ
もう動けなくなっているような状態の牛たちを棒でつつきまくり、終いには重機リフトで持ち上げて、ゴミのように収集して屠殺場へ・・・
このような農場から搬送される牛たちを食用に加工している・・・
こんな牛肉、口に入れるなんてできない!
特に「ひき肉」は怖いですよ。どこの馬の骨、じゃないですが、どこの牛の、どの部位が入っているか、わかりませんから!(すいません、私はオーガニックビーフ食べます!)
短いですが、緊急アップデートでした・・・


サプリメントについての研究も様々な方向から展開中ですが、消費者の立場として「へぇ〜、そうなんだ」だけでは済まさないようにしたいものです。というのはサプリメントを使った研究というのは主に次のような理由があって展開されているからです。
サプリメント販売会社が特定の製品(あるいは原材料)を売り込む目的で
医師や研究者たちが特定の製品(とくに独自に開発したもの)を売り込むあるいは特許をとる目的で
特定の疾病や症状を改善するための手段を見いだしたいと考えている大学や研究所が「純粋」に研究目的でとまあ、3つ位に分けられるかと思います。
インターネットのサイトに「研究結果」として大きく掲載されているもののほとんどは最初の1つめ(スポンサーの企業の広告です、つまり)。
最近ではよく見てみないとだまされそうな「ーー研究会」とか「ーー学会」といった団体、しかもNPO つまり非営利団体というさも「社会事業を目的とした団体」であるというイメージを与えながら、しっかりと製品を売り込んでいる企業が氾濫しています。このNPOという名札、しっかりと見極めないとあくまでも公平性、つまり商業性のない団体であるかを注意して判断してください。単に税金処理上だけの目的で誰でも簡易手続きで設立できるため、NPOであることを売り込み文句に特定の商品を「優秀」であるとか「検証」した、などとしているサイトが増えています。

さて、では、本当に純粋な研究目的で大学や研究所が実施している研究結果がある研究ではAという結果がでたものの、翌週には違う大学や研究所がBという結果を発表したとしたらどうでしょう?
最近の例えでいくと、
Archives of Internal Medicine という医学雑誌に発表された研究ではビタミンEをはじめとする抗酸化物質は何の価値もない、というものがありました。メディアの記者たちはセンセーショナルなものをいつも探しています。こうした結果を「サプリメントは詐欺じゃないか」的な記事を書き、同研究の詳細である「参加した患者のほとんどがサプリメントを毎日飲んでいたわけではない」という重要な部分を削除したりするのです。
小規模な研究では、患者が毎日きちんとサプリメントを飲んだ場合、ビタミンEは心臓発作を22%抑制、ビタミンCとEを両方飲んだ患者は脳血栓の危険性を31%抑制した、という結果も出ています。
セレニウム(セレン)の飲み過ぎはタイプ2(二型)糖尿病の発病を誘発する、という怖い結果をだした研究内容もありました。ただし、この研究内容でも発表した研究者たち自身が結果に疑問を抱いており、誤差がありえる、あと数人の糖尿病発病あるいは発病なし、どちらに転んでも結果を否定することになった、と結んでいます。
上記二つの研究結果はあまりにも内容な未熟で、発表する段階までに達していないものです。
「いや、たまたま研究してたら、こういう結果が出ちゃってさー」程度のものです。

ですが、みなさん、同ブログでも何度も申し上げましたが、サプリメントは薬じゃありません。私たちの肉体をネットワークと例えると、その部分、部分を連結できるワイヤーの一部といった感じです。
本当にサプリメントを知っている人や医者は
「これを飲めば痩せる」とか
「これを飲めばガンが治る」
などとは言わないはずです。食事、運動、休息、そして環境やストレスなど、すべての状況を加味してサプリメントがネットワークを潤滑に機能する助けとなることをお忘れなく!





