
さて、サプリメントとは少し違うトピックですが、クリスマスやら年末年始、パーティーや会食の機会が増えるのと、日本のように四季のある所ではどうしても寒くなると脂肪を蓄えてしまいがちな体のために気になる・・・ダイエット に耳よりな情報をお伝えします。
いわゆる「〜ダイエット」とか「〜法」という、出所不明なガセネタではありません。
古くはかのヒポクラテス、ソクラテス、プラトーなど古代哲人たちの時代から「健康維持に効果がある」とされてきた断食のお話です。

「断食」というと何だか禅寺の修行とか、「道場」みたいなちょっと宗教がかった印象があるかもしれませんが、ごく科学的に説明してみようと思います。
食糧を欠いた時点で人体がどのような反応を起こすかを理解するためには、新生児に注目してみてください。生まれたばかりの赤ちゃんはお腹がすくと大人のように夜間寝たままの状態でいることができず、2、3時間ごとに泣いて「食事=母乳やミルク」をしなくてはなりませんよね。というのは、赤ちゃんは体内で十分なグリコーゲンという蓄積するための糖分を作れず、エネルギー源が無くなってしまうからです。
「このグリコーゲンというものは思考活動に欠かせない栄養素なのです。筋肉活動に不可欠であり、また細胞が生存していく上で必要な栄養素でもあります。」とはUCLA(カリフォルニア大学ロサンジェルス校)のDr. Naomi Neufeldの談。
Neufeld 博士によると、大人は平均にして1日2000カロリーのエネルギーを必要とします。このカロリーがエネルギー、つまりグリコーゲンを作り出す基となります。
同博士によると、短期間(1週間に一度の割合で24時間という単位)、水さえ飲んでいれば、断食というのは体に毒ではないばかりか、健康のためによいかもしれない、と説明します。
「断食することで、体をチューンアップし直し、インシュリン分泌を抑え、糖分を欲しなくなる。つまり甘いものを美味しいと思わなくなる。」というのです。

最終的には体が蓄積されていた糖分あるいはグリコーゲンをすべて燃焼し尽くすので、少量のインシュリンでも消化活動をすることができる、という訳です。これによってインシュリンを分泌する膵臓自体にも「休憩」状態を与える事ができる訳です。「ジュースダイエット」なるものが流行していますが、確かに体重は減るかもしれません(カロリー分が減るから)が、体の消化活動には「休憩状態」とならず、長期的にメタボリック症候群に結びつくことには変わらない訳です。
一方、米国の国立加齢研究所のMark Mattson 氏は人体が食物をエネルギーに変換する際、いわゆる「フリーラジカル」と呼ばれる体には毒、老化の原因と言われる物質を含む様々な副産物として作ってしまいます。
「これらのフリーラジカルが体内のたんぱく質やDNA、細胞核、細胞粘膜を攻撃することで、細胞にダメージを与えるのです。」とはMattson氏。

「断食なんてどうしてもダメ!」

という人にも朗報。食事のカロリー摂取を減らすだけでも体には十分よいのです。1日おきにえさを与えられたネズミたちは、毎日えさを与えられたネズミと比較すると病気になる率が激減した、というのです。人体でもこのような「プチ断食」あるいはカロリー削減で同様な健康への効果が期待できるだろう、とMattson氏は述べています。
この「プチ断食」には次のような効果があります。
グルコース(体内蓄積糖分)の量をコントロールできる
それによって糖尿病を予防できる
血圧を下げる効果が期待できる
一部の動物実験から、アルツハイマー予防、パーキンソン病予防、そして脳血栓予防にもなる、という結果もありました・・・ 
ここで、注意しておきたいのは、あくまでも「プチ断食」つまり1日(1週間に一回ほどの割合で)という短期間に集中的な断食で、しかも水分は必ず欠かせない、ということです。
長期に断食を続行すると、筋肉中のアミノ酸がグルコースに変換されてしまい、この分解が起きる際に有毒物質であるたんぱく質が発生する可能性があります。これは一部ニトロゲンから形成された物質で、腎臓や肝臓に有毒となり、この状態が「飢餓」ということになります。ダイエット目的で飢餓状態には陥りたくないですよね!

テーマ:健康、美容、ダイエット - ジャンル:ヘルス・ダイエット
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

